ペルー旅行記
 
旅行期間:2000年8月5日〜20日

2週間の夏休みを利用してペルーへ行ってきました。

★旅程★
8/05 成田→(日付変更線通過)→シアトル→マイアミ→ナッソー
8/07 ナッソー→マイアミ→(機中泊)
8/08 →リマ→クスコ
8/09 クスコ→マチュピチュ→クスコ
8/10 クスコ→ピサック→オリャンタイタンボ→チンチェーロ→クスコ
8/11 クスコ→プーノ
8/12 プーノ→ウロス→タキーレ島
8/13 タキーレ島→プーノ
8/14 プーノ→フリアカ→アレキパ
8/15 アレキパ→チバイ
8/16 チバイ→コルカ渓谷→アレキパ
8/17 アレキパ→リマ→(機中泊)
8/18 →マイアミ→シアトル→(日付変更線通過)
8/19 →成田→ソウル
8/20 ソウル→福岡→羽田

出発
成田の第1ターミナルから出発するのは実に3年ぶり、もちろん改装後初めて。
成田のセキュリティ&イミグレには誰一人並んでおらず、全く待つことなく通過。
夏休み期間の週末ということで、かなりの混雑を予想して、割と早めに成田に着いたのだが、拍子抜けしてしまった。

AAのビジネスクラス
成田〜マイアミ往復はアメリカン航空のビジネスクラス無料航空券を利用(カナディアンプラスの特典:使用マイル数90000マイル+成田出国税\2040)
アメリカンのビジネスクラスシート(機材はB777)は何だか薄っぺらくて、ちゃちな感じがしたが(写真右)、一応ひととおりの機能は装備されており、まあ標準的なビジネスクラスという感じ。
でも、高音質でかつ外部の音をシャットアウトした高性能ヘッドセットが配布され、これはなかなか良かった。
ミールは、行きは洋食、帰りは和食をチョイスしてみたが、まあまあの内容。和食は全体的に甘めの味付けで、どちらかというとアメリカ人好み?の味だった。

AAのビジネスクラスキャビン

バハマに寄り道
マイアミ→リマのフライトが希望日に取れず、マイアミで2日間の滞在を余儀なくされてしまったため、その間の暇つぶし&時差ボケ解消のため、バハマに立ち寄った。
バハマは典型的なビーチリゾートで、特にこれといって見るものはなく、ダウンタウンのストローマーケット(写真中央)をぶらぶらしたり、ナッソー市街に隣接するパラダイスアイランドにそびえるお城のような超高級リゾート“Atlantis”のカジノ(写真右)などでプレイをしたりして過ごした。

 
ナッソー市街 ナッソーのストロー・マーケット アトランティスのカジノ
 

ペルー到着
8日明け方にリマに到着。イミグレ&通関を済ませ、クスコ行きのエアーチケットを手配すべく国内線ターミナルに行くと、1人の女性に声を掛けられた。聞けば、ペルー国内の旅行の手配を斡旋してくれるという。
初めはうさんくさいと思ったが、航空会社の地上スタッフとも顔なじみのようだったし、いろいろ話を聞いてみると結構信頼できそうだったので、彼女と一緒に2Fのカフェで約1時間かけて10日間のプランを練った。
で、結局、すべての宿泊費と移動費、観光地における英語ガイド付きツアー、駅or空港までの送迎まですべてを含んだ料金が10日間で約US$1000と手頃な値段(パッケージ料金ではなくて、すべてのアイテムの合計金額)に収まったので、その場で支払いを済ませバウチャーを切ってもらった。
ペルーは個人旅行で行っても、飛行機や列車のチケット、観光地へのツアーの手配などは現地の旅行会社に頼むことになるので(すべて自分で手配することも不可能ではないが、現実的でない)、各地で旅行会社のオフィスに出向くのは時間のロスにもなるし、いい加減なエージェントも少なからずあるようなので、リマでペルー国内すべての手配を済ましてしまったのは、後から考えても正解であった。
ただしこのテの客引きで、お金を払った後そのままドロン、というケースも少なからずあるようなので、十分ご注意を。。。

 

クスコ&高山病
リマからそのまま国内線に乗り継いでクスコへ。
クスコは町そのものが世界遺産に指定されており、何の目的もなくぶらぶら歩いているだけで面白い。

 
アルマス広場にて クスコの街角にて クスコ市街全景
 
というわけで、クスコはとっても魅力的な町なのだが、クスコの標高は海抜約3400mで、ここを訪れる旅行者の大半は高山病に罹る。私もクスコに着いた初日は、夜行便の疲れも手伝ってフラフラだった。
症状は人によってまちまちだが、レストランで食事中に突然倒れたり、観光ツアーでも、とても観光どころではなく、ツアーバスの中でうずくまっているだけの旅行者もいた。
幸い私の場合それほど重症にはならず、2日目からは普通に活動することができたが、それでも毎朝起きたときには軽い頭痛に悩まされた。

 

マチュピチュ&インカの聖なる谷
「マチュピチュに行かなければペルーに行ったことにはならない」というぐらい、マチュピチュはペルーを訪れたら絶対に外すことができないハイライトだが、その期待を裏切らず素晴らしいところであった。
マチュピチュへは大抵の旅行者はクスコから日帰りというパターンで、私もそのようにしたが、マチュピチュでの滞在時間が4時間しかなく、かなり慌しいので、やはりマチュピチュの素晴らしさを十分に堪能するためには、マチュピチュ麓のアグアス・カリエンテスの町に1泊するのがお薦め。

 
マチュピチュ全景 インティワタナ(日時計) アンデネス(段々畑)
 
マチュピチュ訪問の翌日は、オリャンタイタンボやチンチェーロなど、インカの聖なる谷(Valle Sagrad)の遺跡群を訪れるツアーに参加した。
 
ピサックのマーケット インカの聖なる谷 オリャンタイタンボの遺跡
 

クスコ〜プーノ 高山列車の旅
クスコからプーノまでは、有名な高山列車に乗った。プーノまでは丸々1日(10時間)の長旅である。
せっかくなので、ここは最高級のインカクラス(クスコ〜プーノ間 US$30)を選んだ。
車窓風景は、最高地点(写真右)付近では素晴らしい景色が連続するが、その他は比較的単調で退屈な景色が続く。
なお、インカクラスの乗客には別料金(US$9 高い!)でランチが提供されるが、とにかくこの列車はよく揺れるので、食事をするのも一苦労で、乱気流の中を飛行する航空機内で機内食を食べるよりもテクニックが要る(笑)。

 
車窓には荒涼とした風景が続く 沿線最高地点(4300m)のラ・ラヤ駅にて
 

ティティカカ湖の島巡り
プーノでのハイライトは何と言ってもティティカカ湖で、ティティカカ湖の島を巡るボートツアーに参加した。
まずはトトラと呼ばれる葦の類の草を積み重ねて造った浮島(写真左)が点在するウロスを訪問する。
ウロス島は1つだけではなく、幾つもの島が点在している。トトラで造られた葦舟(写真右)にも乗った。

 
ウロスの浮島 トトラで造られた葦舟
 
ウロス島からさらに2時間半ボートを進めて、タキーレ島(ここは浮島ではなく本当の島)に到着。
ほとんどの旅行者はこの島で僅か2時間の滞在の後、再びプーノに戻ってしまうのだが、私はこの島で1泊した。
島には特にこれといった観光スポットがあるわけではないのだが、電気、ガス、水道もなく、道路もなければ車も走っていないのどかなこの島で、ティティカカ湖を眺めながら丸1日のんびりしたひとときを過ごすことができた。

 
タキーレ島から見るティティカカ湖の眺め
 

アレキパ
ペルー第2の都市アレキパの標高は約2300mで、ここまで降りてくると高山病はすっかり治ってしまった。
アレキパ市内の見どころは、パステルカラーに塗られた柱が美しいサンタ・カタリーナ寺院(写真左、写真中央)と、5年前にアンデス山脈で発掘された、約500年前のインカ時代の少女のミイラが保存されている博物館である。マイナス20℃で冷凍保存されたミイラは一見の価値あり(写真右:館内写真撮影禁止のため、これは絵ハガキ)。

 
     
サンタ・カタリーナ寺院 500年前の少女のミイラ“フアニータ”
 

チバイ&コルカ渓谷
アレキパからは、世界一深い谷(グランドキャニオンの倍以上)と言われているコルカ渓谷への1泊2日のツアーに参加。途中コルカ渓谷へのゲートウェイとなるチバイの町で宿泊する。
チバイは温泉が湧くことで知られており、到着後早速温泉(と言ってもほとんど温水プール)に浸かってのんびりする(写真左)。
夜はペーニャで食事をしながら、民族音楽を堪能(写真右)。

 
チバイの温泉 チバイのペーニャにて
 
コルカ渓谷では、その雄大な眺めもさることながら、一番のお目当ては、何と言ってもコンドルである。谷の間をまるでグライダーのように飛ぶコンドルの美しい姿は、まさにあの「コンドルは飛んでいく」の世界そのものであった(写真右)。
 
コルカ渓谷にて 谷間を優雅に飛ぶコンドル
 

リマ
リマにはペルー最終日の僅か半日のみの滞在で、サンフランシスコ寺院・修道院、アルマス広場(写真左)、黄金博物館、ミラフローレス(ラルコマール・ショッピングモール:写真右)を駆け足で回った。
リマはとにかく博物館の類が多くあり、その気になれば数日くらいは過ごせそう。
ただし治安は良くないので注意(特にセントロ地区)。

 
ペルー政庁(アルマス広場)にて ラルコマール・ショッピングモールにて
 

---おしまい---
 

★旅のデータ★

◆フライト
AA026  C 05AUG NRTMIA 1745 2115
AA5203 Y 05AUG MIANAS 2215 2320
UP 231 Y 07AUG NASMIA 2015 2110
AA2111 Y 07AUG MIALIM 2330 0407+1
SJ4143 Y 08AUG LIMCUZ 0700 0800
N61172 Y 14AUG JULAQP 1145 1215
N61114 Y 17AUG AQPLIM 0910 1020
AA 918 Y 17AUG LIMMIA 2300 0545+1
AA 027 C 18AUG MIANRT 0750 1500+1
UA 881 C 19AUG NRTSEL 1740 2005
JL 972 Y 20AUG SELFUK 1645 1755
NH 266 Y 20AUG FUKHND 1930 2100

AA:アメリカン航空、UP:バハマスエアー、SJ:アビアンディーナ、N6:アエロ・コンチネンテ、UA:ユナイテッド航空、JL:日本航空、NH:全日空
C:ビジネスクラス、Y:エコノミークラス
NRT:東京成田、MIA:マイアミ、NAS:ナッソー、LIM:リマ、CUZ:クスコ、JUL:フリアカ(プーノ)、AQP:アレキパ、SEL:ソウル、FUK:福岡、HND:東京羽田


◆チケット
【成田〜マイアミ〜成田】
 アメリカン航空のCクラス無料航空券(カナディアンプラスの特典):90000マイル+TAX
【マイアミ〜ナッソー〜マイアミ】
 アメリカンイーグルの往復割引運賃:20,220円(アメリカン航空の東京オフィスで発券・購入)
【マイアミ〜リマ〜マイアミ】
 アメリカン航空の往復割引運賃:50,490円(アメリカン航空の東京オフィスで発券・購入)
【ペルー国内線】
 リマ〜クスコ:US$79.00、フリアカ〜アレキパ:US$59.00、アレキパ〜リマ:US$79.00
 いずれもペルーの旅行会社を通じて購入。
【成田〜ソウル】
 ソウルで購入したYクラスノーマル航空券「ソウル〜福岡〜東京〜ソウル」(572,200ウォン)の東京〜ソウルをビジネスクラスに変更(追加料金9500円)した残り
【ソウル〜福岡〜羽田】
 ソウルで購入したYクラスノーマル航空券「ソウル〜福岡〜東京//小松〜ソウル」(505,700ウォン)を使用開始

◆宿泊
【ナッソー】
Ocean Spray Hotel
シングル1泊US$60×2泊+TAX(WEBを通じて予約)
建物は古いが、部屋はそれなりに広くて設備もまあまあ。 でもやはりバハマでは、こんなちっぽけなホテルではなく、高級リゾートに泊まるべき。

#ペルーのホテルは、リマの空港で客引きをしていた代理店スタッフ(前述)に、1泊US$20〜25ですべて手配してもらった。
【クスコ】
Hostal Ayllu Real
クスコの中心、アルマス広場から徒歩5分ぐらいで立地は良いが、部屋には暖房がなく朝晩とても寒かった上、シャワーも時間によってはぬるま湯しか出なかったりしてイマイチだった。

【プーノ】
Hospedaje Pukara
プーノ一番の繁華街(といっても全長わずか数百メートルのストリート)のすぐそばにあり、立地抜群な上、館内はアンティークでおしゃれなインテリアで飾られ、日本のペンションのような雰囲気。朝食もアメリカンBFでボリュームたっぷり。
今回の旅行で最も居心地の良いホテルだった。

【タキーレ島】
タキーレ島には一般の宿泊施設はなく、旅行会社のスタッフの紹介で個人の家に泊めてもらった。
個人の家とはいっても、一応ホテルの客室みたいな個室が提供された。
島とはいっても、ここの標高は約4000mで、電気もガスもないこの島で暖房設備などあるわけもなく、朝晩はムチャクチャ寒かった。

【アレキパ】
Hostal Oasis
部屋はあまり広くないが、設備は良く、高級ホテル並にフルーツバスケットのサービスがあった。

【チバイ】
Hotel La Casa de Lucila
部屋はシンプルでベッドとバスルームがあるのみ。このホテルも暖房がなく、朝晩の寒さはこたえた(ちなみにチバイの標高は約3700m)。

【ソウル】
Hotel Emerald
シングル1泊25000ウォン
先月に引き続き、ソウルではまたしてもエメラルドホテルに宿泊。
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