家を出て10分ほどして、2人は公園についた。
「もう、痛いわよっ」
なびきは無理やり九能の腕を振り払った。
「何なのよ、いったい・・・・」
「わからん。」
あまりにもあっさりいう九能にあきれた様子のなびき。
「帰っていいかしら??」
帰ろうとするなびきの腕をつかみ引き止める九能。
「・・・・ただおまえの様子がおかしかったから気になっただけだ」
なびきは泣きそうになっていた。
こういう九能のさりげないところがなびきは好きなのだ。
だけど泣く訳にはいかない。
なびきはグッとこらえていった。
「あかねのことならもう本当に手伝わないからっ」
「なぜそんなことを言うんだ、天道なびき」
「・・・っつ・・・」
次の瞬間、なびきは九能に抱きつく。
「て・天道なびきっ!?」
「あたしじゃ駄目??あたしじゃあかねのかわりになれない??」
思いもよらなかった彼女の言葉に九能はものすごく驚いてる・・・・。
そして九能から離れたなびきの目には大粒の涙がこぼれている。
「ずっと、好きだったのよっ」
そう言い残して、なびきは走り去った。
走りながら、なびきは自己嫌悪に陥っていた。
(いうつもりじゃなかったのにっ・・・。でも言わずにはいられなかった・・・馬鹿だあたし・・・)
翌朝、ピンポーン
天道家の呼び鈴がなった。
「は〜いどなた〜??」
いつもどうりかすみの声が響く。
そこには、また九能がいた。
「天道なびき――」
そう叫びながら居間のほうへ歩いていく九能。
九能をみて、少しバツが悪いなびきはちょっと後ずさりになっていた。
「天道なびき・・・・」
バサッ隠していた紅い薔薇を差し出しこういった。
「交際してやろう。」
いつもながらすごい自信家。
なびきは、驚きの表情から笑顔になった
「喜んでうけてやろーじゃない。」
そう言って花束を受け取った。
完
コメント:思ったより長くなってしまった・・・。ここまで読んで頂いてホント嬉しいです★☆九能×なびきです。2人のイメージ崩しちゃったならごめんなさい(^_^;;
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